明るい気持ちでいることの難しさ

 最近気づいたのだが、自分をいじめることに慣れすぎている。

 仕事が終わった後も仕事の人間関係について考えたり、過去に間違えたことをどうすれば間違えなかったかを考えたりしている。かと思えば記憶の中でIFなワールドを作って進行していたり、未来に起こり得ることについての対処法を考えたりしている。

 そうじゃない、初めはただ機嫌を良く保つことがしたかった。自分がやりたいこと、なりたい姿、もしくはただ、今、起きていないことは考えず、起きていることを楽しむ、好きなことを楽しむ、そんなことに集中したかったのだ。

 なのに、気付いたらまた過去のことを考えている。自分の頭の中の世界に旅立っている。自分の想像に対して怒ったり悲しんだりしている。

 それは慣れなのだと思う。私はただ感情を知ることができるだけだ。どう反応するか?一旦終わったのなら、自分を休ませてあげて、楽しませてあげて、癒してあげたいと思う。そういった切替をすることに慣れていない。でも、そうしたい。自分を大切にしたい。頑張る時は頑張って、休むときは休みたい。今に集中して頑張りたいこともあれば、今を使って目いっぱい自分を甘やかしたいこともある。

 暗いことを考えることがあまりにも簡単でもある気はする。そもそも週に5日も仕事しなければ行けなくて、その分真面目なことを考えるのに慣れてしまう。加えて人間は元々悪いことの方に目が行きやすい。というか、生物ならそりゃ悪いことを避ける優先度の方が高いから。

 だから、自分を大切にする方向に慣れていきたい。疲れているのなら好きなことや癒されることをして、努力したいのならやりたいことやなりたい姿に向かって、今という時間を使っていきたい。